「挨拶で失敗した!」
「挨拶の時にうまく言葉が出てこない(涙)」
「挨拶はしなきゃだめ?」
このように挨拶で苦戦していませんか。
実は、実際に学校でも社会でも「挨拶が上手にできない!」という人は意外と多いのです。
・挨拶する時に勇気がいる!
・挨拶しても返してもらえない
・挨拶が面倒臭い
など、挨拶の悩みはあるかと思います。
そのんな悩みがある上に、挨拶をすることで人間関係にマイナスの影響が出てしまっている人もいます。
せっかく勇気を出して、面倒臭い挨拶をしているのに損をしてしまっていてはもったいないですよね。
いっそ、挨拶はしないほうが良いのでしょうか?
しかし、ここで諦めてしまってはもったいないです。
実は、コミュニケーションが上手な人ほど挨拶を重視している傾向があります。
さらに、上手に挨拶をすることで人に好かれたり運気が上がる効果も期待できることを覚えておいてください。
そこで、今回は今まで損をしていた挨拶を運気が上がり、人に好かれる挨拶に変える方法をお伝えします。
人間関係で損するあいさつとは
挨拶は、子供でも大人でも人間社会においては当たり前のこととして教わります。
私も飲食業という正解で長いこと過ごしていると、挨拶というものの効果を実感しています。
しかし、意外と挨拶で人間関係が悪くなっていることが多いのかも知れません。
はっきり言って「挨拶で損をしている!」そんな人を見かけることも少なくありません。
せっかく「挨拶をする」という良いことをしているのです。
まずは、どのようなポイントが損につながっているかを確認していきましょう。
相手を見ないで挨拶をする
挨拶をしても、下や前を向いたままで言っている人がいます。
これでは、誰に挨拶をしているのかが伝わりません。
人は、本能的に自分に言っていることなのかどうかを察知する習性があります。
自分に向かっていない言葉は拾ってくれないと覚えておきましょう。
小さな声
挨拶は、しているよ!
という人でも、相手に聞こえない挨拶はしていないも同然です。
いくら言っていると言っても聞こえない声では相手に伝わりません。
挨拶は伝わって初めて挨拶であると心得ましょう。
ボソボソと言っても挨拶は届きません。
もし、相手が挨拶に気づいてくれないようなら自分の声の大きさを少し注意してみてはいかがでしょうか。
感情が乱される
損する挨拶として、ここまでは相手に伝わるポイントを重視しました。
しかし、損する挨拶は自分の受け取り方もあるのです。
挨拶をして、返ってこなことがありますよね。
また、気分の良い挨拶が返ってくるとは限りません。
このような時に、「せっかくあいさつしてやったのに」などと感情が乱されてしまうことがあります。
これも、あなた自身にとって損になる挨拶と言えるでしょう。
挨拶をした時に、感情が乱されていないかも少し注意してみると良いでしょう。
【言い換え&ちょい足しでOK】人に好かれる挨拶
損をしてしまう挨拶がわかってきたら、今度は人に好かれる挨拶の仕方も確認していきましょう。
人に好かれる挨拶は、2つのポイントを抑えることで簡単にできるようになります。
1、相手を認める
2、答えやすい質問にする
挨拶は、会話の始まり(導入)と考えることができます。
挨拶の仕方で、その後の話の展開も変わってきます。
コミュニケーションが上手な人は、この話の流れがプラスになる流れを作っています。
そして、プラスの流れを作るポイントが先にお伝えした2つのことを意識しているのです。
では、この2つのポイントを意識して日頃よく使っている挨拶を改善してみましょう。
言い換えやちょい足しで、簡単に人に好かれる挨拶にすることができてしまいますよ。
お疲れさまです→お疲れさまです。ありがとうございました
「お疲れ様です」が挨拶がわりになっているという人や業界は多いかも知れません。
厳密に言えば「お疲れさまです」は、挨拶ではないです。
とはいえ、現代社会では挨拶といっても過言ではないほど使われていますよね。
ただ、「お疲れさま」もあまりに使いすぎて返って「うざい」と思われることも。
そこで、「お疲れさまです」の後にもう一言を付け加えるようにしてみましょう。
例えば
「お疲れさまです。ありがとうございます。」
「お疲れさまです。お帰りなさい。」
などが使いやすいでしょう。
ここで注意してほしいことがあります。
それは、帰りの時に「お疲れさまです。お先に失礼します。」という場合です。
使い方としては、間違っていないのでしょう。
しかし、私の実感として日本社会においては、あまり良い流れができないことが多いです。
人に好かれる挨拶としては、帰る際には「お疲れさま」を使わない方が人に好かれやすいかも知れません。
私が経験してきた上手な挨拶としては
「今日もありがとうございました。お先に失礼します。」
この挨拶ができると周りも自分にもプラスの効果が返ってきやすいように感じます。
大変ですね→頑張ってらっしゃいますね
「大変ですね」という言葉も挨拶がわりによく使われる人が多いようです。
確かに、相手を労う意味では使い勝手が良い言葉でしょう。
しかし、そこに落とし穴があります。
日本人は良いことを、あまり人前で言わない傾向があります。
そのため、話題が本当に大変なことやトラブルの話に向かいやすくなってしまいます。
結果的に、内容が重くなってしまったり、話の着地が盛り上がらず終わるということに繋がりやすくなるでしょう。
そこで、「大変ですね」を「頑張ってらっしゃいますね」に言い換えてみることをお勧めします。
頑張っていることを認めてあげる挨拶にすることで、相手への承認を強める効果があります。
すると、相手も謙遜しながらも褒められた気持ちになります。
そして、あなたは自分の味方であるという印象が残る。
この流れが、好かれる挨拶ができる人にはあることを覚えておいてください。
疲れてる?→元気だった?
相手を労う言葉に「疲れてる?「疲れてない?」を使われる人もいるでしょう。
労ったり、心配をする言葉は言っている人には心地よいかも知れません。
しかし、先ほどもお伝えした通り話の流れが盛り下がってしまう方向に進みやすいです。
せっかく言う挨拶なら「疲れてる?」を「元気だった?」に言い換えてみましょう。
プラスの言葉から始まる会話は、雰囲気も軽くなります。
もし、「元気だった?」から「それがさぁ〜」とトラブルの話になってもそれほど深刻な雰囲気になることは少ないです。
自分で、収集できないような深い話にならないためにも、挨拶はプラスの言葉から始めたいものですね。
最近、どう?→最近、〇〇はどう?
「最近、どう?」もよく聞く挨拶言葉です。
確かに、相手との話題を探る挨拶としては使えるかもしれません。
ただ、もしこの挨拶をあなたがされたら?
数秒の間、かなり頭を使って話題を探すのではないでしょうか。
もし、それほど頻繁にあっている人でなければ相手にストレスを与えてしまうことになります。
そこで、もっと相手が答えやすい挨拶にするために質問を絞ってあげるのです。
「最近、どう?」を「最近、〇〇はどう?」と言い換えてあげましょう。
相手も、質問のテーマが提示されることでかなり話しやすくなります。
そのため、あなたは相手にとって話しやすい人という印象が残ります。
調子はどうですか?→最近、面白いことありましたか?
「調子はどうですか?」もよく使いませんか。
この挨拶も相手にとっては、答えにくい挨拶になります。
気のおけない仲間であれば、「絶好調!」なんて返せるかもしれません。
しかし、会社などのパブリックな付き合いでは謙遜して素直な話ができないものです。
結果的に、調子が良くないという話題が上がりやすくなります。
そこで、「最近、面白いことありましたか?」と言い換えてみてください。
話題が、面白いことや新しい情報にスイッチしてあなたにとってもプラスになります。
もし、相手に面白い話題が内容ならあなたから提示することもできます。
良い情報ならお互いにプラスになり、良い着地ができることが多くなります。
また今度→〇〇あたりどうですか?
最後に、お別れ時の挨拶です。
「また今度〜」という体のいい挨拶があります。
この挨拶もつい言ってしまうという人が多いかもしれません。
遠方でかなりの期間会わないような相手であれば良いでしょう。
しかし、ビジネスなどで会う機会が多い相手であれば少し期間を絞って言ってあげることで親密性をアピールできます。
プライベートで遊ぶにしても、ビジネスで再度伺う場合でも期日や期間を添えて言ってあげてください。
期日を添えてあげることで相手にあなたとの再会の必要性や重要度が上がります。
もし、会えなかったとしても次回の話題のはじめとして使えます。
ワンランク上のお別れの言葉として使いこなせるようになると良いですね。
あいさつの意味と効果
挨拶が面倒臭い人やしたくないという人のいるかもしれません。
実は、私も挨拶をしなくて良いならしたくないと思ってしまうことが多いです。
しかし、挨拶はしたほうが絶対に自分にとって得(徳)が多く返ってきます。
そこで、挨拶をする意味や効果を確認してみましょう。
相手の存在を認めていることを表せる
挨拶をする意味を考えた時に一番大きなものが、「相手の存在を認める」ということです。
挨拶をすることで、相手も自分を認識してもらっているということが実感できるのです。
また、相手の存在を認めると同時に、相手もあなたの存在を認めていることになります。
人間は、承認欲求が本能的にあります。
自分以外の人に認識してもらうことで喜びや意義を感じる生き物です。
お互いに挨拶をすることで、エネルギーを与え合うことができることを覚えておきましょう。
第一印象を良くする
先にもお伝えしたように、挨拶をすることで相手の印象がよくなります。
印象が良くなることで、話が盛り上がり関係性が良くなることが多くなるでしょう。
そして、あなたが出会う人にこのような挨拶を繰り返していくことで物事の流れも良くなります。
結果的に、トラブルが減りあなたにとって良いことが巡ってくることになります。
さらに、あなたの印象が良いことであなたの知らないところでも良い評判や情報が巡るでしょう。
参考:J -Stage
さらに人に好かれる挨拶になるポイント
挨拶で損をしないポイントを抑えて、人に好かれる挨拶ができる方法がわかってきましたか。
では、さらに人に好かれる挨拶ができるポイントもお伝えしていきましょう。
挨拶は相手の方を見て
よく相手の目を見て挨拶をするという人がいます。
しかし、接客業を長くしてきた私としてはあまりお勧めしません。
いきなり、目を見て話しかけるという行為は相手にも警戒心を抱かせることがあります。
そこで、挨拶をするときは「相手の方を見て」くらいが丁度良いでしょう。
人が多い時などは、名前などを添えて挨拶をするとよいです。
イメージとしては、顔全体に声をかけていく感じで挨拶をしてみると良いかもしれません。
雰囲気重視(心の中で大好き)
挨拶をするときは、何よりも雰囲気が大切です。
どんな言葉を並べても、雰囲気ひとつで台無しになることも少なくありません。
反対に、雰囲気がよければ会釈をしただけでも良い印象を与えることができます。
そこで、雰囲気をよくするコツをお伝えしておきます。
雰囲気をよくするには、心の中のエネルギーをよくする必要があります。
そこで、挨拶をするときに好きな人や推しを思い出してみましょう。
そして、その思い出した人へ挨拶をするつもりで言ってみましょう。
元気な声で
挨拶をするときの雰囲気が作れるようになったら、ちょっと上級のテクニックも取りれてみてもいいかもしれません。
挨拶の声をコントロールできるようにトレーニングしてみましょう。
私も、飲食店でスタッフに指導するときによく練習をしてもらっていました。
声にも、雰囲気を載せることができるようになります。
イメージは「元気な声」です。
よく居酒屋などで大きな声は耳にするかもしれません。
しかし、普段で挨拶をするときの声はそれでは大きすぎて相手も不快に感じることがあります。
そこで、元気を意識した声が出せるように練習をするのです。
元気な声が使いこなせるようになったら、かなり挨拶達人に近づいたと言えるでしょう。
あいさつは運気を上げる最強ツール
最後に、挨拶は運気を上げるためにも必要不可欠の行為です。
人に好かれる挨拶をすることで、気の回りや対人関係が良くなります。
人の気が集まり、あなたの良い印象が広まることで良い情報や事柄が引き寄せられるようになるでしょう。
そして、挨拶は相手もあなたも幸せにするという徳を積む行為としても捉えることができます。
まさに、挨拶は運気を上げる方法としては「最強ツール」と言っても過言ではないです。
ぜひ、人に好かれる挨拶をして運気を上げてください。
まとめ
今回は、人に好かれる挨拶の方法をお伝えしました。
しかし、中途半端な挨拶をしてしまっていることで損をしている人もいます。
人に好かれる挨拶をすることで、あなたの印象がよくなることは想像できるかと思います。
人に好かれる挨拶のポイントは
・相手を認める挨拶
・答えやすい質問を入れた挨拶
この2つを意識することでコミュニケーションが円滑に進みます。
さらに、
・相手の方を見て挨拶をする
・雰囲気をよくして挨拶をする
・元気な声で挨拶をする
これらは、少しトレーニングが必要ですが習得すればあなたの印象は確実に良くなるはずです。
せっかくする挨拶でしからできれば、人に好かれる挨拶にしたいものです。
今回の情報が、あなたの運気が上がる助けとなれば幸いです。
運気を上げる方法をまとめた記事もありますので参考になれば幸いです。
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