「なんか、怒ってる?」
「不機嫌?」
こんな言葉をかけられたことがあると、
笑顔が不自然?
口角を上げる練習をしなくちゃいけない?
なんて、思ってしまうことがあるかもしれません。
口角が下がっていると、顔の印象が悪く受け取られることが増えます。
さらに、口角が下がっていることで顔が老けて見えるというデメリットも加わってしまいます。
また、ビジネスマナとしても口角を上げるよう指導されることがあるかもしれません。
しかし、意識するほど不自然な笑顔になってしまう。
中には、必死に口角を上げる練習をしたことで顔の雰囲気が変わってしまったと言う人もいるようです。
部分的な練習をすると偏った筋肉がついてしまって、顔の雰囲気が変わってしまうので注意してください。
欲しいのは、人に好かれる表情や自然な笑顔のはず!
今回は、そんな悩みを解決できる自然な笑顔になる「口角を上げる方法」を徹底解説します。
口角を上げる方法
早速、口角を上げる方法から解説していきます。
口角が下がってしまう大きな理由に筋力の低下があります。
私たちは、コロナ禍でマスク生活の普及もあり、長い間表情を隠して生活してきました。
そのため、表情筋が衰えてしまったと言う人も少なくありません。
口角を上げると言う動作も表情筋を使った動作です。
顔の筋力低下が口角が下がってしまっている原因であることは大いに考えられることです。
そこで、口角を上げるためには基本の筋トレから始めていきましょう。
それでは、口角を上げる練習方法をチェックしましょう。
口角を上げる筋肉と練習方法
口角を動かす筋肉は3つあります。
・大頬骨筋(だいきょうこつきん)
・口角挙筋(こうかくきょきん)
・口角下制筋(こうかくかせいきん)
簡単に言えば、口角の上げ下げを担当している筋肉になります。
このうち、口角を上げるためには「大頬骨筋」と「口角挙筋」を鍛える必要があります。
ただ、口角が上がらないと悩まれる方が意識だけで口角の筋トレをしても左右均等に動かすことが難しいかもしれません。
そこで次のような方法がお勧めです。
【口角を上げる筋トレ】
1、両手で人差し指、中指、薬指の3本を立てる
2、中指を口角に添えるようにして横に開いて添える
3、人差し指を持ち上げるように頬の筋肉に意識を向ける
4、口角を上げたら5秒キープ
5、口角をゆっくり戻す
このトレーニングを朝晩3回から5回ほど続けてみましょう。
なれてきたら手を添えるのは初めの1回で良いです。
1週間から10日くらいで筋肉が動作を覚えて口角を上げることができるようになるでしょう。
顔全体で口角を上げる意識
口角が意識的に上げる筋肉がついてきたら次に表情を作る練習もしていきましょう。
口角が上がっても不自然な笑顔になってしまうのは、「口角だけ」動いているからです。
顔の表情は、口元だけでなく目元や眉、額や頬の動き全ての総合的な情報です。
あなたの顔を見て相手が受け取る印象や気持ちは、あなたの顔全体で作られることを覚えていてください。
特に、口元と目元は顔の2大情報源なので連動を意識しましょう。
練習方法は、先にお伝えした口角の筋トレに加えて目尻を下げる練習を加えるだけです。
できれば、口角を上げて目元を下げることも段階が作れるとなお良いでしょう。
いつも同じ笑顔でなく、微笑みから特大の笑顔までできるようになれば理想的です。
メンタルと連動させる
口角を上げて目元を下げることができるようになったら採取段階です。
表情を作った時にメンタルも連動させる練習もしてみましょう。
鏡をみながら自分の顔を見て、笑顔の練習で嬉しい気持ちを作ることは難しいかもしれません。
初めのうちは、嬉しいことを考えたり楽しいイベントを思いながら笑顔の練習をします。
お勧めは、「推し」のいる方は推しの写真などを横に置いたり鏡に貼って口角を上げる練習をすると良いです。
推しの方が気に入ってくれるような笑顔を作ってみましょう。
不自然な笑顔になる理由
不自然な笑顔になったり、元気がない表情になってしまうのは口角が下がってしまうことが原因である場合があります。
口角が下がるとどうしても顔の表情が暗くみられます。
また、口角を上げているのに「顔が怖い」などと言われてしまうことも。
そこで、笑顔が不自然に見えてしまう理由を詳しく解説しておきます。
筋力の衰え
マスク生活が長く続いた影響もあり、顔の筋力低下が起こっている人が増えています。
筋肉ですから使わなければ年齢が若くても衰えてしまいます。
もちろん、加齢によっても筋力低下は起こっていきます。
顔面筋の筋力低下は、顔全体を弛ませて表情を暗くするだけでなく老け顔に繋がります。
先ほどお伝えした筋トレを効果的に活用してみましょう。
表情筋が鍛えられることでフェイスラインも引き締まりエイジング効果も高まります。
また、食事もしっかり噛むことで立派な筋トレに早変わり。
食事を行くり味わいながらすることで口角を上げたり、顔の引き締め効果が高まります。
口角だけ上げる
口角を上げることが大切ということが取り上げられることも増えました。
結果的に「口角を上げる」ことだけに意識が向いてしまう人もいます。
口角を上げるという部分的な運動を繰り返すことで、口周りだけを動かす習慣が身に付いてしまいます。
口角だけを上げても不自然な表情になることは、先に説明した通りです。
あくまでも口角を上げると言うのは、わかりやすい表現として使われていることを理解しておきましょう。
笑顔を作る → 口角を上げる習慣 → 意識しなくても人に好印象を持たれる
このようなサイクルを作るためのトリガーとして「口角を上げる」という比喩が用いられているのです。
口角から顔全体に意識が広がることが理想であることを確認しておきましょう。
目が笑っていない
マスク生活の影響で、良くも悪くも顔の表情を分割して使うことができるようになった人もいるようです。
確かに、マスクで隠れている口元を動かさないで「目だけ笑っている」と言う人もいるでしょう。
反対に、口角を上げる練習ばかりして口角だけ上げて目が笑っていないと言う人も見かけます。
これでは、人に好印象を持ってもらうと言う目的から離れてしまい本末転倒です。
不自然な笑顔にならないための最大の秘訣は、心からの表情を作ること!
心と体を合わせることは、ストレス解消にもつながります。
反対に、心と表情が乖離していることが心的負担になることは、心理カウンセラーとして痛いほど感じています。
場合にもよりますが、心で感じたことを顔に出す時間も持てるようになると不自然な笑顔や表情が減ることにつながることも覚えておいてください。
自然な笑顔が増える習慣
心と表情をつなげることが大切だと言うことをお伝えしました。
でも・・・
そんなに、毎日笑顔になることばかりじゃないと言う人!
せっかく口角を上げるという幸せにつながる習慣に着目したのです。
このタイミングで、毎日を楽しくする習慣も身につけてしまいましょう。
そこで、口角が上がってしまうような毎日にするためのコツをご紹介します。
鏡を毎日見てみよう
まずは、毎日鏡を見るようにしましょう。
といっても、鏡をみないと言う人の方が少ないかもしれませんね。
特に女性は、お化粧やお肌のお手入れなどで鏡を見る機会が必然的にあります。
たた、幸せや笑顔のために鏡を見ていると言う人は少ないのではないでしょうか。
これからは、幸せになるために鏡を見るようにしてください。
(お化粧やお肌のお手入れもある意味では「幸せになるため」と言えますが)
鏡を見るときは、まず好きなことを考えたり推しの写真などを横に置いておきましょう。
楽しい気分で自分の顔を鏡で見ることで「人に好かれる表情」のインプットを顔面筋にしてもらうのです。
良い表情で鏡を見ることを繰り返すことで、自分の顔が印象の良い顔になっていくでしょう。
小さなリアクションを増やしてみよう
表情が暗かったり、笑顔が不自然と言う人が必ずしも感情が乏しいと言うわけではありません。
表情が乏しい人は、感情と表情の繋がりが弱いと言うことです。
とはいえ、いきなり役者のように表現豊かになりましょう。
表現を大きくする練習をしましょう。
と言われても、かなり抵抗があるかもいしれません。
私も、どちらかというと表現が苦手なのでその気持ちよくわかります。
そこで、私も行っているちょっとした自分の世界だけで行えるエクササイズをご紹介します。
それも、かなり小さく簡単なことです。
やり方は、すごく簡単です。
自分の気持ちを「最小限」のジェスチャーで表現してみてください。
「最小限」がポイントです。
できるだけ小さく行動することで、気持ちを素直に出すという行為がしやすくなります。
もちろん、表情もできるだけ小さく。
でも、気持ちを顔でも表現することが大切!
これを繰り返すことで、いつの間にか気持ちを溜め込んでしまうことも減るようになりました。
また、この小さなリアクションは意外と人に見られた時に印象が良いみたいなのです。
良いというか、面白いみたいです。
小さなリアクションがきっかけで、交友関係が始まったこともありました。
お勧めなので「最小限」のリアクション練習も取り入れてみてはどうでしょうか。
幸せ言葉をたくさん言おう
最後は、幸せな言葉や楽しい言葉をできるだけ言うようにしてみましょう。
口角を上げると言う話から、やや大きなテーマになってきたように感じるかもしれませんね。
しかし、口角を上げて自然な笑顔になる目的は「幸せになりたい」からではないでしょうか。
ならば、幸せな言葉や楽しい言葉を言うことで自然と口角が上がるようになる近道とも言えます。
大袈裟に考えないで、これも最小単位で考えましょう。
まずは、幸せな感想を言葉にすることから始めるとやりやすいかもしれません。
例えばこんな言葉が幸せ言葉として使いやすいです。
- いいねぇ
- なるほど
- 素晴らしい!
- すごい!
- ステキ♡
- かっこいい
- へぇ
- さすが!
- 面白い!
このような言葉で会話を始めることで会話もプラスの流れになりやすいです。
また、1人でテレビや動画をみたり日常の中でも独り言で言うことで感情の確認ができるようになります。
そして、いつの間にか楽しいことを見つけるセンサーが磨かれて、自然と幸せや楽しいことを感じ取るレベルが上がっていることでしょう。
そこまでレベルアップすることができれば、すでに口角を上げると言うことを考えるステージはクリアできていることと思います。
参考:大阪大学
まとめ
今回は、不自然な笑顔にならないための口角を上げる方法について説明しました。
マスク生活の影響で表情筋が衰えている人も増えました。
マスクをとった生活に戻ったら周りの人が、元気がないように見えたことがあるかもしれません。
これは、マスクで表情を作る必要がなかったので顔の筋力が落ちた影響もるでしょう。
そこで、口角を上げる練習だけしても不自然な笑顔になってしまうのは仕方がないことかもしれません。
今回、ご紹介した練習で口角を上げる筋肉がついたら顔全体で作る表情の練習につなげてください。
そして、顔全体で表情が作れるようになったら感情と表情がつながるエクササイズも行いましょう。
心と表情がつながることでストレス解消にもつながります。
口角を上げる目的は、周りの人に好印象を持ってもらうためかもしれません。
そして、それはあなたにとってもプラスになることでしょう。
不自然な笑顔で口角を上げても損をしてしまわないように、自然な表情で人に好かれる笑顔を手に入れてください。
そして、自然と幸せな毎日になる小さなアクションを起こしていきましょう。
運気を上げる方法をまとめた記事もありますので参考になれば幸いです。
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